足が攣った時はどうしたらいい?

足がつるってどういう現象?

「足がつる」というのは、筋肉が突然、自分の意志とは関係なしに、痛みやギュッとなる硬直などを伴う収縮のことです。

ほとんどの人が経験したことあるのではないでしょうか?

寝てるときやスポーツした後などによく見られます。

医学名でいうと「有痛性筋痙攣」
ちまたでいうと「こぶらがえり」「こむらがえり」
と言います。

どれも足がつった状態には変わりはありません。

なんでなるのか!!
というのは正直な話、厳密にはまだ不明なのです。

どうやってなるのかも研究データとしてはまだ出てきてません。

足がつる原因

原因もまだ明確な研究データは出ていないのですが、
これであろう
などの説というのはいくつかあるので、今回はそれらを紹介します。

  • 運動などでの疲労
  • 水分・電解質不足
  • 脱水
  • 冷え
  • 血行不良

などがスポーツで言われるところの「つった」原因になります。

色々な原因があり、人それぞれという風に言うしかないのが現実です。

対処法

ストレッチ

まず足がつった時はストレッチをしてみてください。
完全にはよくはなりませんが、その時の対処としては効果が期待できます。

しかし、ストレッチをして、よくなってからでもまた起こる可能性はあります。

アイシング

足がつった時は色々な要因があるのですが、基本的にスポーツ選手の場合はスポーツしている時に足がつります。

スポーツをした後は少なくとも筋肉は損傷しているのです。
そのため、その損傷を抑えるためにアイシングをしましょう。

足がつって痛い時もアイシングをすることによって和らげてくれます。

セルフマッサージ

足がつったときは筋損傷と同時に血行不良が起こっていることがほとんどです。

そのため、マッサージやほぐすことで血流を促進してあげると比較的早期に改善します。
しかし、つってすぐに強くもんだり長時間してしまうと、予後が良くないことが多いです。

足がつって一定期間置くか、かなり軽い力でほぐすようにしましょう。

交代浴

血流を改善させてあげるために交代浴をします。

お湯と冷たい水に交互に入ることによって血流が促進されます。

温める

温めるのも血流を促進させるためにします。

予防法

何で予防されるかは、論文などでも出ていないため正直分からないです。

そのため、やっておくと少しでも予防できる可能性があるというのを紹介します。

ストレッチ

ストレッチはよくつる場所をストレッチしましょう。
血行を常に良くしておくことでつる可能性が少しでも減ります。

しかし、練習直前、試合直前のストレッチのしすぎはパフォーマンスに影響するので注意しましょう。

ウォーミングアップについてはこちらをご覧ください。

水分補給

水分補給は少しテクニック的なのが必要です。
ただ水を取ればいい、というのではなく、どのタイミングで、どの量の水分を取るのかが大事です。

今から説明することは論文にはないです。
ただの経験に過ぎないので注意してください。

僕が選手に足がつらないようにするための水分補給をさせる際は、

『試合前日に夕方以降から夜にかけてスポーツドリンクを500ml〜1ℓ飲む』

ということを指示しています。

スポーツドリンクを前日に取ることがポイントです。

試合前は特に指示は出していないことが多いです。
その理由も水分を摂り過ぎでお腹がぽちゃぽちゃになる人もいるからです。

人によってはその辺りは変わりますし、ルーティンのある選手もいてるからです。

ミネラル補給

ミネラル補給は水分補給と同じくらい重要です。

「スポーツドリンクにミネラル入ってんちゃん??」

って思いませんか?

確かに入っています。

が、例えば試合中とかどうでしょうか?
スポーツドリンクを好まへん人もいてます。

あまり飲まない人もいてます。

その時に重要になのがミネラルの補給なのです。

では、どうやってするのかというと、
簡単です。

塩をなめる

なんやそりゃ!!!

と思ったあなた。
実はめちゃくちゃ効果あります。

確かに、糖分とミネラルを同時に取ることによって、身体への水分が効率よく補給でき、エネルギーも摂取できます。

しかし、かなり暑い時期はかなりの量のミネラルが出ていってるのです。

直接塩でミネラルを補給することでつりにくくなる選手もいてたりします。

※個人差あります。

そのため、試合中などに塩を摂取するだけでもかなりの効果があります。

かと言って大量の摂取は血圧が上がりすぎるので気をつけてください

まとめ

「足がつる」メカニズムはまだはっきりと分かっていないのです。

どうやったらなるのか、なぜなるのか、まだまだ分からないことだらけです。

そのため具体的な予防法や対処法はないのですが、〇〇であろうという可能性の範囲内ではあります。

今回はそういうのを紹介しました。

何回も読んで試してみてください。

まだまだ暑い日は続きますが、足がつらないように乗り越えましょう!!

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