ここ最近は筋トレをしているスポーツ選手も増えてきていますが、まだまだ目的が分かっていない選手もいてます。
「ムキムキになればいい!」というわけではないのです。
スポーツ選手が筋トレをする目的は『パフォーマンスの向上』です。
パフォーマンス向上させるためにどうすればいいのか解説してるので、最後まで読んで実践しましょう。

スポーツ選手が筋トレが必要な理由
「スポーツ選手にとって筋トレは必要です!」っというと「当たり前やんけ!!」と思われる人がいてると思います。
しかし、なぜ必要か分かりますか?
結論を言うと、『パフォーマンス向上させるため』なのです。
細かく解説すると様々な理由があるのですが、以下が理由です。
- 神経的な適応
- 筋の適応
- 結合組織(骨、腱、人体、筋膜、軟骨など)の適応
- ホルモンの適応
- 心臓血管系と呼吸器系の適応
などといった理由があります。
難しく言ったのですが、要は『筋肉をうまく使えれるようにさせるため』です。
何事でも初めてすることはうまくできないことがほとんどです。
それをうまくするためには何回も繰り返して、練習していく必要があります。
それが筋トレにもあり、競技で使う筋肉を繰り返し使い、神経と筋肉がスムーズに連動させたり、筋を使えれるようにしてパフォーマンスを上げるという目的があります。

筋トレの目的
スポーツ選手でない人が筋トレをする目的は
「ムキムキになりたい!」
「ダイエットのため」
「健康のため」
などといった理由があります。
しかし、スポーツ選手にとって上記が目的だといけないのです。
冒頭にスポーツ選手が筋トレをする理由は『パフォーマンスを向上させるため』というのを解説しました。
例えば、サッカー選手を例にあげます。
サッカー選手が筋トレをすることによって以下の結果が期待できます。
- 筋力アップによって出力アップ
- フィジカルが強くなり当たられても転けにくくなる
- ジャンプ力があがる
- 走力があがる
- アジリティ能力アップ
- スプリントスピードの向上
- 体力向上
- 怪我がしにくくなる
などなどまだまだありますが、分かりやすいところでいうと上記になります。
あくまでサッカー選手の場合ですが、他のスポーツにとっても同じような結果が期待できるのです。
以上からスポーツ選手が筋トレをする必要がある理由です。

時期によって筋トレを変える
筋トレ必要なのは分かったと思いますが、1年を通して同じようなトレーニング・負荷を設定するのはNGです。
それではどのようにしたらいいのかをここから解説します。
まずは1年をざっくり「オフシーズン」「プレシーズン」「インシーズン」に分けて解説します。
オフシーズン
オフシーズンでするトレーニングの目的は「完全なコンディショニングの基礎をつくる」ことを目的としてトレーニングを設定します。
また筋トレでいうと『筋肥大』を目標としてトレーニングメニューを組みます。
強度としては低から中程度くらいの強度を設定しましょう。
とにかくこの時期は基礎、筋肥大を目的としましょう。
プレシーズン
プレシーズンでするトレーニングの目的は「パフォーマンスに重要な要因を改善する」ことを目的とします。
筋トレで言うと『筋力・筋パワー』を目標とします。
強度は中程度から高い強度を設定します。
シーズンでパワーを発揮できるようにこの時期で準備をします。
インシーズン
シーズンに入ると技術的なトレーニングが増えてきます。
そのため、筋トレで「筋肥大」や「筋力・パワー」を目的としたトレーニングメニューを組んでいると試合で良いパフォーマンスを発揮できない可能性が高くなります。
この時期は『筋持久力』を目標にトレーニングメニューを設定します。
負荷としては低から中程度くらいの負荷にしましょう。
最低限するべき筋トレ種目
結論からいうと競技によって必要な筋トレ種目は変わってきます。
そのため、どの競技でも必要なトレーニングメニューを紹介します。
以下が最低限しておくべきトレーニングです。
スクワット

デッドリフト

ベンチプレス

全身トレーニングするという理由でこの3つが大事になります。
デッドリフトではなく、パワークリーンのほうがおすすめではあるのですが、テクニックが必要で直接教えてもらうことが必要になるので、今回は省いています。
まとめ
スポーツ選手が筋トレをする理由としては、「パフォーマンス向上のため」です。
ただ、「ムキムキになる!」というのはスポーツ選手にとって必要のないことです。
目的は筋力を上げて、パフォーマンスを上げて、良い結果を出すということです。
怪我をしないようにすることも非常に重要となります。
「筋トレしたくない!」という人もいてますが、最低限のトレーニングはしましょう。
もう一度言いますが、ムキムキにはならなくて良いです!
使えれる筋肉をトレーニングしていきましょう。
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