よくスポーツ現場で聞く言葉「パフォーマンス」。
「これは一体何なのか?」から解説しています。
スポーツ現場にずっと居てる身からして、パフォーマンスという言葉をみんな使っていますが、実際にわかっていない人は多いです。
パフォーマンスとは一体何なのか?
パフォーマンスを向上させるためにはどうすればいいのか?
などを解説しています。
結果よりも質にこだわることが大事なのがパフォーマンスです。
特に団体競技では!
パフォーマンスが悪くても勝つときがあれば、
パフォーマンスが良くても負けるときがあります。
しかし、勝つ確率を少しでも上げるためにパフォーマンスを向上させることが必須となります。
パフォーマンスを向上させて試合に少しでも勝つ確率を上げるように最後まで読んでください!

そもそもパフォーマンスってなに?
スポーツしてる人なら一回は絶対に言ったことのある言葉「パフォーマンス」、この言葉はどういうことを指すのか、意味するのか知ってますか?
きちんと答えられない人の方が多いのかなと思います。
しかし、意味自体もざっくりしていて、「こういう意味!!」っていうのがないんです。
なのできちんと答えられなくても正解してるはずです。笑
と、半分冗談を交えながら真面目にパフォーマンスについて解説すると
いくつかパフォーマンスには意味があります。
が、だいたいどれも同じような意味です。
- 競技に勝つための要件
- 試合などの実戦の場で発揮する実践能力
- 身体がもつ能力を最大限に引き出すこと
もっと簡単にまとめると、
『結果を実現するために自分自身で持っている能力を最大限に引き出すこと』
なのです。

「結果」だけではなく、「質」にもこだわる
先ほど『結果を実現するために自分自身で持っている能力を最大限に引き出すこと』という風に言いましたが、<結果>だけではなく<質>にもこだわることが大事です。
例えば、サッカーなどの団体競技の場合、いくら自分のパフォーマンスよかったとしても勝つかどうかは分からないのです。
自チームの他の選手がパフォーマンス悪い時もあります。
「自分はよかったけどチームは負けてしまった」という時もよくあることです。
このような時に「負け=パフォーマンス悪い」などの考えをしてしまうとネガティブな方向に行く可能性が高いんです。
なので、<結果>と<パフォーマンス>は切り離して考えるべきです。
それは『パフォーマンス=結果』ではないからです。
パフォーマンスに含まれる要素
優れたパフォーマンスは、「スキルと身体の合理的なトレーニング」「最適な休息と回復の周期」「適切な食事」によってもたらされます。
さらに細かく見ると以下の通りになります。
身体的なトレーニング
パフォーマンスを上げるとなると「身体的トレーニング」が一番先に頭に浮かぶのではないでしょうか?
想像できやすいですし、実際に取り組んでる人は多いです(やり方や考え方は別)。
トレーニングをすることによって自分の不足してる動きや動きの悪いところなどを改善したりして、より良いプレーをできるようにしていきます。
食事:栄養と水分摂取
身体は食べたものからできています。
疲れを取るのも良いプレーをするためにも食事、栄養摂取が非常に重要となってくるのです。
特に水分摂取を怠ってしまうと、夏は熱中症になる可能性があるのはもちろん、実は肉離れになるリスクもあげてしまうとか、、、
そのため栄養摂取・水分摂取は必ずしてください。
パフォーマンスを向上させるためには必須です。
メンタル
これは心理的な状態のことです。
ただ単に「メンタル!」というわけではなく、
『ゾーンに入る』
『自信しかない』
『何も怖くない』
『時間と空間がいつもと違う感覚』
などの状態がパフォーマンスが良いときのメンタルです。
あくまでも一例にはなりますが、このような状態に陥ってるときはかなりパフォーマンスが高いと言えます。
いくら身体に気をつかっていても、メンタルをきちんとコントロールしないと良いパフォーマンスは発揮できません。
休息とリカバリー
ずっと活動しっぱなしですと人間の身体・脳はもちません。
ただ休めば良いというわけではないです。
激しい運動をした後は軽い運動などをして身体を落ち着かせてあげたり、ストレッチやセルフケアなどをして身体の血流をよくしたり、リラックスさせてあげることが次の試合への準備にも繋がるのです。
パフォーマンス向上の鍵とは?
結論、全て(身体的なトレーニング、栄養、メンタル、休息とリカバリー)を網羅することです。
「どれかしかできていない」ではパフォーマンス向上するとは言えないのです。
どれかしかやってなくてパフォーマンス向上する人もいてるのはいてます。
しかし、人それぞれ相性もあります。
まずは全てやってみて自分に合うものから取り入れていくことも大事です。
が!!!できるのであれば、全てしましょう。
いや、絶対にしましょう!
やるに越したことはないです。
「パフォーマンス向上の鍵」という期待させる言葉を使いましたが、「全部やれ」ということです。

継続的なトレーニングとセルフケアの必要性
パフォーマンスを上げるためにはトレーニングとセルフケアは必須になります。
「コンディショニングとは?」のところでも解説していますが、継続することが何よりも大切です。
1日だけしかやらない、1週間に一回しかやらない、気向いた時しかやらない
ではパフォーマンスは上がりません。
毎日することでパフォーマンスが上がります。
とにかく『継続』をしましょう。
まとめ
パフォーマンスとは『結果を実現するために自分自身で持っている能力を最大限に引き出すこと』ということです。
パフォーマンスだけを見ると「結果」も大事ですが、「質」にも拘らなければなりません。
負け=パフォーマンスが悪い
勝ち=パフォーマンスが良い
というのは特に団体競技などではイコール関係にならない可能性もあるからです。
また、パフォーマンスを向上させるためには、
『身体的なトレーニング』『栄養』『メンタル』『休養とリカバリー』が重要となってきます。
さらにはこれらを継続するからこそパフォーマンスを向上させることができます。
パフォーマンスを向上させるとプレーが格段によくなりますし、調子のムラがなくなります。
いつどんなときでも良いパフォーマンスを発揮できるように日頃から心がけましょう。
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